2006年07月11日

金町浄水場@見学施設紹介

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■テーマ:「金町浄水場」紹介
■情報源:東京都水道局
■見学時間:約90分
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東京都東部の水道供給の拠点である金町浄水場を見学する機会を得た。
この施設の主な特徴と浄水処理の仕組みについて簡単に紹介しよう。

【1】金町浄水場の特徴

●大正15年に操業を開始した、都内でも歴史のある浄水場の一つ。

●首都圏でも比較的水質が悪い江戸川を取水源としているため、東京都で初めて「高度浄水処理」が導入された浄水場。(平成4年)

●施設能力150万m3/日に対し、約1/3に当る日量52万m3の高度浄水処理を施し、従来の浄水とブレンドされて家庭に配水されている。

●全国の自治体で初めてのPFI注モデル事業として整備された常用発電設備が平成12年10月から稼働中。

【2】浄水処理の仕組み

金町浄水場では、一般的な「急速濾過方式」に一部「高度浄水処理」が加わり、次の手順で浄水処理が行われている。


@江戸川から取水

20060711-4(水web).JPG
 複数の取水塔より江戸川の水を取水。
    ↓
A高速凝集沈殿

20060711-5(水web).JPG
 川から取水した水に「凝集剤」を注入し、濁り物質を沈みやすくした上で、澄んだ水のみを分離する。
    ↓
B高度浄水処理(新たに導入され拡張中)

20060711-6(水web).JPG
 オゾン接触池にてオゾンにより有害物質を分解し、続いて生物活性炭吸着池にて微生物の力で汚濁物質を除去。
    ↓
C急速濾過

20060711-7(水web).JPG
 砂層でろ過し、残留物質を取り除く。
    ↓
D消毒

20060711-8(水web).JPG
 塩素により消毒をして配水池に水を貯めた後、需要に応じて水道水として各家庭に配水。


以上が高度浄水処理を加えた水道水ができるまでのプロセスでした。

川で水を取水してから飲料水が生まれるまでの時間は約5〜6時間。
また、1L(リットル)の飲み水を作るのに掛かる総コストは約0.2円。(高度処理水は通常の5%割高)
飲み水が生まれるまでの過程を是非体験してみては如何だろう。

なお、見学は各浄水場に申し込むと可能であるので、詳しくは東京都水道局のホームページを参照。
 →浄水場の見学

posted by 和田 at 06:18| Comment(1) | TrackBack(0) | ◆水を知る見学施設紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
中学二年生ですが、夏休みの宿題で環境に関するレポートとして水についてまとめたいと思っています。見学等可能ですか?
8/25の金曜日とかできればと思います。
Posted by 中澤空が at 2017年08月21日 21:27
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