2010年09月24日

水に関する至言・卓説集 第8選

水や川に関わる書籍を読んでいると、「なるほど」と心打たれる言葉や論説に出会うことがあります。
そんな水に関する至言・卓説を紹介するシリーズの第8弾。

今日は最近読んだ水や川に関わる本から紹介させて頂きます。

◆「水の知―自然と人と社会をめぐる14の視点」(沖大幹 P6)

国内外で、都市の水環境を再生し、豊かな水辺を取り戻そうという取組みは続いています。川が滅ぶのは暗渠化されたときではなく、近隣住民の関心が途絶えたときなのです。

◆「水の知―自然と人と社会をめぐる14の視点」(大熊孝 P32)

単目的に効率のいい近代的な技術には限界があり、人びとが地域に生活して、そこの自然環境との関係性の中で、ふるさとを実感し、誇りの持てる技術が望まれているということです。まず、この技術のあり方を理解しない限り、川と人との良好な関係性を回復することはできないのです。。

◆「水辺の多様性 (東アジア内海文化圏の景観史と環境)」(佐野静代 P98)

再生の目標を明らかにするためには、まずは水辺のトータルな環境変化に関する歴史的検証が不可欠である。したがって、水辺の保全・再生という現代的課題に際しても、歴史研究や地域研究の視点が必要とされているのである。。

◆「水に棲むものたちの物語」(内山りゅう P8)

近年になって日本の水環境は一変し、清らかな水は確実に、そして急速に失われつつある。我々は急激な変化には気づくが、緩やかな変化には気づきにくい。清らかな水が減りつつあることを、我々に伝えてくれるのがそこに棲む生き物たちなのだと私は思う。。

◆「台所を川は流れる-地下水脈の上に立つ針江集落」(小坂育子 P4)

水は単に生きていくために必要な量やその質を問題視するだけではなく、人と生き物が深くかかわりながら、暮らしの風景にいろどりとにぎわいを与えてくれます。。
posted by 和田 at 00:18| Comment(0) | 水の至言・卓説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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