2010年05月30日

水に関する至言・卓説集 第7選

水や川に関わる書籍を読んでいると、「なるほど」と心打たれる言葉や論説に出会うことがあります。
そんな水に関する至言・卓説を紹介するシリーズの第7弾。

今日は最近読んだ川に関わる本から紹介させて頂きます。

◆「水が握る日本の食と農の未来」(谷山重孝 P146)

水は、ほかのもので代替ができず供給量が限られ、全ての生命にとって不可欠なものであり、市場原理にゆだねるわけにはいかない基本的財であると思う。

◆「日本の川―心に残る名風景」(佐藤秀明 P3)

日本が大きく変わっていく中で川の姿も引きずられるように変化して行った。圧倒的に良くなった多摩川のような川もあれば、死に急いでいる川もあるし既に死んでしまった川もある。それでも僕たち人間は川が大好きなのだ。川がそこにあるだけで心が安らぐ。

◆「「脱ダム」のゆくえ 川辺川ダムは問う」(嘉田由紀子 P149)

都市こそ自然が大事。子どもや若者の心が疲弊する時代には、心安まる川が欲しい。自然順応型、洪水織り込み型の社会がありうると考え、四十年たっても治水効果が上がらないダムは見直すべきだ。

◆「森と川―歴史を潤す自然の恵み」(池上俊一 P145)

「森と川」は、人間が日々の生活を送り、農村や都市における経済・社会を維持・発展させるのに必要な物質的な条件であるだけではない。それはまた、人々が自分たちを包む世界を想像したり、自己の内面を透視したりするための、心的な条件でもあるのである。

◆「水と文明―制御と共存の新たな視点」(秋道智彌 P7)

洪水にはプラスとマイナスの側面がある。洪水は上流から豊かな栄養塩を運び、肥沃な土壌をもたらす。洪水は湿地における農業に不可欠であり、一定の撹乱は生態系の再生にとっても重要であった。ただし、洪水はあらゆる財を破壊し、生命を奪う。(中略)洪水は天の恵みであるとともに、避けることのできない自然の威力であるとして、なすがままに諦める境地に立てば、人間が自然をねじ伏せてしまうことがいかにむなしいことであるか。
posted by 和田 at 21:52| Comment(0) | 水の至言・卓説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月04日

河川再生の聖地・和泉川@訪問記

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◎テーマ:河川再生の聖地とも言える横浜市・和泉川の水風景
◎訪問日:2010.5.1
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効率重視で整備され無機質となった市街地河川が、行政関係者の情熱と高い技術力により自然豊かな川へと蘇った日本と代表する河川再生事例の現場を紹介。

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再生事業区間外の上流側(二ツ橋より)

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再生事業の開始地点(二ツ橋より)

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親子で魚とり

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川ガキ健在

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かつての川の様子?

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コンクリートが目立つ区間

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東山の水辺

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魚も人もいる水辺

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カワセミが休憩中(東山の水辺にて)


 
posted by 和田 at 23:00| Comment(0) | ◆水を巡る旅【訪問記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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